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外国為替取引とは?

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外国為替取引とは?

海外旅行や海外出張など、私たちが海外へいくときは、円と旅行先の国の通貨を交換し、帰国したら残っている外貨を円と交換します。

 

また、外貨預金では、預金をする場合には、円を米ドルや豪ドルなど外特に換えて預金し、解約するときには、逆に、外貨を円に交換して引き出します。

 

さらに、輸出企業の多くは外貨建てで商品の価格を決めていますので、商品の代金を米ドルやユーロなどの外貨で受け取り、日本で円に交換して従業員の給料などに振リわけます。

 

輸入企業の場合はその逆になります。

 

このように、2つの国の通貨と通貨を交換する取引のことを「外国為替取引」といい、その2つの通貨を交換するときの交換比率のことを「為替レート」(外国為替相場)といいます。

外国為替取引についてのまとめ

 異なる国・地域の通貨を両替する=外国為替

 

日本では円、アメリカでは米ドル、欧州連合(EU)ではユーロ、と各国で通貨は異なります。

 

例えば、海外旅行でパリに出かけるとしましょう。

 

海外に行く場合、空港や銀行で円をユーロに両替し、日本に帰国したら持ち帰ったユーロを円に戻します。

 

このように異なる国や地域の通貨を交換(両替)することを「外国為替取引」といい、その交換レートは「外国為替市場」で決まります。

 

 

 外国為替市場の1日の取引は350兆円以上

 

日本企業が、海外の取引で得た現地の通貨を円に交換したり、海外の高い金利を狙って個人が外貨預金を行ったりと、企業・個人を問わず世界中の至る所で、さまざまな理由から両替が行われます。

 

外国為替市場は、月曜日から金曜日まで24時間休みなく動き、1日の取引高は全世界の市場合計で350兆円以上(2007年)もあるといわれる、世界最大の金融市場です。

 

 

 「円高」と「円安」の意味

 

「円高」とは「円の価値が高くなる」こと、反対に「円安」とは「円の価値が低くなる」ことを意味します。

 

「今日の東京外国為替市場、午後5時の終値は1米ドル85円、昨日に比べて1円の円安です」というニュースを間いて、「円安なのだから、86円から85円になった」と思ったことはありませんか。

 

数字が増えたのに安い、あるいは数字が減ったのに高い、という言い方をするため、混乱してしまう人も多いのです。

 

そこで、「二つの異なる通貨を交換する」という外国為替の定義に戻ってみましょう。

 

昨日まで、1米ドルと交換するには、84円必要だったのに、今日交換するなら85円。

 

これは、米ドルに対する円の価値が1円分下がったことになり、だから「円安になった」というわけです。