外国為替レートの表示と見方について
F×取引では、取引画面に通貨ペアの為替レートがふたつ表示されています。
通常は、右側がAsk(買い)、左側がBid(売り)の価格です。
たとえば、「ドル/円」の為替レートで、Askが81.130で、Bidが81.123だとすると、個人投資家は、1ドル81・130で買うことができると同時に、81.123で売ることができるというこを表しているのです。
これを2Wayプライスといいます。
また、AskとBidの開き(幅)を「スプレッド」といいます。
このスプレッドが、狭ければ狭いほどコストダウンにつながり、利益を出すのに有利になります。
一方、FX業者にとっては、このスプレッドが収益になります。
さらに、「ドル/円」や「ユーロ/ドル」「ポンド/ドル」など、米ドルと他の通貨との通貨ペアを「ドルストレート」といい、「ドル/円」を除く、円と他の通貨との通貨ペアのことを「クロス円」と呼んでいます。
そして、「/」をはさんで、左側の通貨を右側の通貨で買うという取引になります。
例えば、「円/ドル」だと、1ドル○○円で買うことになり、「ユーロ/ドル」だと、1ユーロを○○ドルで買うことになるのです。
さらに、通貨の買いポジションを、「ロング」、売りポジションを「ショート」と呼んでいます。