資金配分とポジション管理
ともすれば、レートやチャート、ポジションの画面ばかりを見てしまいがちですが、□座状況画面は常にチェックしておくことが大切です。
とくに、急激な相場変動が起きたとき、レバレッジを高く設定していると、大変危険です。
実効レバレッジの値が高ければ高いほど、ハイリスク・ハイリターンの状況となることを意識しましょう。
また、□座維持率も重要で、この値が、各コースごとに定められたロスカット比率を下回ると、ロスカットが執行されてしまいます。
ロスカットまでの目安として、常に目を配っておく必要があります。
● 実効レバレッジ
総取引金額を預かり残高で割った値。
日本国内のFX会社では、25倍に規制されています。
● 口座維持率
有効証拠金に対する取引証拠金(取引に使われている証拠金)の割合。
各コースごとのロスカット比率を下回ると、ロスカットになります。
● ロスカット値
取引証拠金の一定値がロスカット値になります。
(コースによリ比率が異なります)。
有効証拠金がこれを下回ると、ロスカット注文が発注されます。
● 評価損益
保有しているポジションの、リアルタイムでの損益を表しているものです。
現在、勝っているか負けているかが明確にわかります。
● 預り評価残高
□座資産と評価損益の和で、総合的な資産状況を表しているものです。
保有ポジションの価格は常に変動していますので、この値も流動的になります。