トレール注文～ FXの注文方法 | FXの基礎

トレール注文は、決済時の逆指値注文として発注した指定レートを、実勢レートの変動に応じて自動的に追従 (トレール) させていく注文方法です。

トレール注文は、逆指値を発展させた決済注文のことで価格が思惑通り（買いポジションなら上昇）に動けば、逆指値の指定レートもその方向に同じだけスライドします。

【トレール注文の図の引用先：ヒロセ通商株式会社　

ただし、思惑と反対（買いポジションなら下降）へ動いた場合は、逆指値は
変動せず、トレール幅以上に価格が反転したところで決済となります。

すでに利が、乗ったポジションで、さらなる利益を狙う際にも適しか注文方法です。

トレール注文を利用すると、損失を最小限にしつつ、利益の確保を狙うことが可能です。

ですから、「トレール注文」は、大きな利益を目指すいっぽう、損失は最小限としたい方に便利です。

★　それ以外にも、知っておくべきポイントを下にまとめてみました。
①　ロット数
売員数のこと。「米ドル/円」なら１ロット＝１万通貨（１万米ドル）。
通貨ペアによっては、１ロット＝10万通貨の通言ペアもあります。

②　許容スリップ
どこまでスリッペーシ（約定価格のズレ）を許容するか。
単位はpips（100pips＝１円）。

③　有効期限
指値・逆指値には有効期限を設定できます。
期間限定で注文を出したいときに利用します。

④　チャート発注
チャート上から直接注文を出せシステム。
指値などの位置を目で見ながら設定することができます。

トレール注文とは？